実践の時間割 — 読了 約5分

冷えている日の、朝・昼・夜。

冷えは、一日の中で作られます。だから、一日の中でほどいていきます。朝・昼・夜の時間割に、温活をひとつずつ置いていく話です。

内側から、火を入れる。

朝のからだは、一日でいちばん冷えています。ここに冷たい飲みものを入れると、 からだは温め直しから一日を始めることになります。

だから朝いちばんの一杯を、白湯に。 沸かして、少し冷まして、ゆっくり。味噌汁にしょうがをひとかけ、でも構いません。 内側に小さな火が入ると、一日の燃費が変わります。

温めるとは、
先回りすること。

三つの首を、守る。

昼の敵は、夏なら冷房、冬なら外気。どちらも狙ってくる場所は同じです。 首、手首、足首——「三つの首」。皮膚のすぐ下を太い血管が通っていて、ここが冷えると全身が冷えます。

スカーフ一枚、カーディガン一枚、ゆるい靴下一足。カバンに入るもので足ります。 そして1時間にいちど、立って歩く。熱は、筋肉が作ってくれます。

足元から、しずめる。

夜は、回収の時間です。今日たまった冷えを、明日に持ち越さない。

シャワーで済ませず、湯船に10分。 考えごとで頭が熱い夜は、洗面器で足湯だけでも構いません。 足元が温まると、頭の熱がすっと下りていく——昔の人はこれを頭寒足熱と呼びました。

布団に入る前、膝の下の「足三里」を探して押してみる。 お灸に興味が出たら、そこが入口です。 灯りを落として、今日の時間割はおしまい。

全部やる必要はありません。朝・昼・夜から、ひとつずつ。 三日続いたら、それはもう習慣です。

本記事は一般的な養生の知識をまとめたものであり、診断・治療に代わるものではありません。つらい症状が続くときは、医療機関にご相談ください。
監修:YOMOGI BASE 代表(鍼灸師・よもぎ研究者)/最終更新:2026年7月14日

つぎは、自分のからだで。

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