素材から引く

しょうがしょうが

定義

「しょうが(生姜)」とは、からだを温める食材の代表格として世界中で使われてきた香味野菜。東洋医学では、生のものと乾燥させたものとで性質が変わるとされ、その使い分けが養生の知恵とされてきました。

やさしい解説

冷えを感じたとき、まず思い浮かぶ食材ではないでしょうか。紅茶に、味噌汁に、スープに。しょうがは手に入りやすく、取り入れやすい、台所の養生です。

ただし、たくさん摂ればいいものではありません。摂りすぎて汗をかきすぎると、かえってからだが冷えることもあります。江戸時代の養生書も、食は「ほどほど」を繰り返し説いてきました。量より、続けやすい形を。

東洋医学では、こう考える

東洋医学では、生のしょうがを「生姜(しょうきょう)」、蒸して乾燥させたものを「乾姜(かんきょう)」と呼び分けてきました。生はからだの表面を温めて発散させ、乾燥させたものは、おなかの内側を温める性質があるとされます。

日常の食事では、厳密に分ける必要はありません。冷えが気になる季節に、温かい料理と一緒に少しずつ。それが暮らしの中での使い方です。

今日からできる、ひとつ。

明日の朝の味噌汁に、しょうがをひとかけ。

すりおろしでも、チューブでも。続くかたちが、いちばん効くかたちです。

よくある質問

しょうがは、摂れば摂るほど温まりますか?

多く摂ればよいものではありません。発汗しすぎると、かえって冷えることもあります。毎日の食事に少しずつ——が養生の基本です。

冷えには、生と乾燥のどちらがいいのですか?

伝統的には、生は表面を温めて発散させ、乾燥(乾姜)は内側を温めるとされてきました。日常では厳密に分けず、温かい料理と一緒に摂るのが続けやすい形です。

出典・参考文献

  • 貝原益軒『養生訓』(江戸時代の養生書)
  • 東洋療法学校協会 編『東洋医学概論』医道の日本社
  • 日本東洋医学会 一般向け情報(www.jsom.or.jp)

本項は一般的な養生の知識をまとめたものであり、診断・治療に代わるものではありません。つらい症状が続くときは、医療機関にご相談ください。
最終更新:2026年7月14日

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