素材から引く
なつめ
定義
「なつめ(棗)」とは、乾燥果実として薬膳で親しまれてきた赤い実のこと。生薬名は大棗(たいそう)。気血を補う食材の代表として、おやつやお茶の形で暮らしに取り入れられてきました。
一
やさしい解説
「1日3粒のなつめで老いない」——中国には、そんなことわざが伝わるほど暮らしに根づいた実です。
味は、干し柿をやさしくしたような素朴な甘さ。疲れたときの甘いものを、なつめに置き換えてみる。それが、いちばん簡単な入口です。
二
東洋医学では、こう考える
三
今日からできる、ひとつ。
午後のお茶うけに、なつめをひと粒。
甘いものが欲しい時間の、静かな置き換えです。問
よくある質問
なつめは、どこで買えますか?
製菓材料店・中華食材店・通販などで乾燥なつめが手に入ります。産地や添加物の表示を確認して選んでください。
デーツと同じものですか?
別の植物です。デーツはヤシ科、なつめはクロウメモドキ科。見た目は似ていますが、薬膳で使われてきたのはなつめ(大棗)です。
出典・参考文献
- 『神農本草経』(生薬の古典)
- 東洋療法学校協会 編『東洋医学概論』医道の日本社
本項は一般的な養生の知識をまとめたものであり、診断・治療に代わるものではありません。つらい症状が続くときは、医療機関にご相談ください。
最終更新:2026年7月14日