悩みから引く
むくみ
定義
「むくみ」とは、夕方に靴がきつくなる、指輪が抜けにくいなど、からだに余分な水分が滞っている状態のこと。東洋医学では「水(すい)」のめぐりの滞り——水滞——として説明されてきました。
一
やさしい解説
立ち仕事でも、座り仕事でも、夕方の足はパンパン。朝の顔のむくみに、ため息が出る日もあります。
「水を控えれば治る」は、誤解されやすいところです。問題は量ではなく、めぐり。動かない時間の長さ、冷え、塩分の摂りすぎが、水を滞らせます。
二
東洋医学では、こう考える
三
今日からできる、ひとつ。
湯船の中で、足首をゆっくり10回まわす。
温めながら、動かす。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれます。問
よくある質問
水を飲むとむくみますか?
通常はむしろ逆で、極端に水分を控えるとかえって滞りやすいとされます。冷たい一気飲みを避けて、常温をこまめに、が目安です。
朝、顔がむくむのはなぜですか?
横になっている間は重力の影響が減り、水分が顔に分散しやすいためと考えられています。急なむくみ・片側だけのむくみ・押して戻らないむくみは、医療機関で確認してください。
出典・参考文献
- 『黄帝内経 素問』(東洋医学の古典)
- 東洋療法学校協会 編『東洋医学概論』医道の日本社
- 日本東洋医学会 一般向け情報(www.jsom.or.jp)
本項は一般的な養生の知識をまとめたものであり、診断・治療に代わるものではありません。つらい症状が続くときは、医療機関にご相談ください。
最終更新:2026年7月14日