素材から引く

ハトムギはとむぎ

定義

「ハトムギ」とは、イネ科の穀物のこと。生薬名は薏苡仁(よくいにん)。水のめぐりを助ける食材として、むくみや肌の文脈で古くから親しまれてきました。はと麦茶の原料です。

やさしい解説

はと麦茶として、じつは多くの人がすでに口にしている素材です。

薬膳では「余分な水を出す」係として覚えられてきました。むくみが気になる季節、湿気の多い梅雨どきのお茶として選ばれてきたのも、この文脈です。

東洋医学では、こう考える

生薬としては薏苡仁と呼ばれ、水滞(水のめぐりの滞り)の文脈で用いられてきました。

穀物としても使えます。炊飯に混ぜる、スープに入れる、サラダに散らす。なお、妊娠中の大量摂取は避けたほうがよいとする伝統があるため、その時期は控えめに。

今日からできる、ひとつ。

湿気の多い日の水筒を、はと麦茶にする。

香ばしくてノンカフェイン。むくみが気になる季節の定番に。

よくある質問

はと麦茶と麦茶は、同じものですか?

別物です。麦茶は大麦、はと麦茶はハトムギ(薏苡仁)。味も由来も異なります。パッケージの原材料表示で確認できます。

肌にいいと聞きましたが、本当ですか?

伝統的に、いぼや肌の文脈で使われてきた歴史があります。効果の断定はできません。肌の変化が気になるときは皮膚科にご相談ください。

出典・参考文献

  • 『神農本草経』(生薬の古典)
  • 東洋療法学校協会 編『東洋医学概論』医道の日本社

本項は一般的な養生の知識をまとめたものであり、診断・治療に代わるものではありません。つらい症状が続くときは、医療機関にご相談ください。
最終更新:2026年7月14日

季節の一杯を、選ぶことから。

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